冗長化とは

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ストレージの冗長化

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冗長化(ジョウチョウカ)とは、最低限の設備だけではなく、自動バックアップ体制など、万が一の故障などに備えて、設備を増強して構築しておくことです。

 

一般的に「ストレージの冗長化」。つまり内蔵ハードディスクを増設し、2重にデータを保護することを目的にRAID化します。

 

例えば、RAID10(1+0)は1本のディスク障害でも冗長化されるため、データは消失しません。但し、2台の内蔵ハードディスクが同時に故障したりした場合、RAID構成が崩壊すると、データにアクセスできなくなります。

 

データセンターや重要なファイルサーバー・NASなどは内蔵ハードディスクを増やしたり、RAID(レイド)化、パリティブロックの生成によって冗長化されています。


冗長性を確保するパリティブロック

RAIDのレベルによっては、パリティブロックが使用されます。パリティブロックは冗長性を確保するための予備のデータ構成エリアです。例えば、ディスクアレイ内の1つのハードディスクドライブが故障したとき、故障していない別のドライブのパリティブロックとデータブロックから正しいデータを再構築することが可能です。

 

パリティブロックの生成はRAIDのレベルによって違いますが、通常、1台のハードディスクが故障しても対応できるようになっています。

 

RAIDは複数台のハードディスクで構成することで、パリティブロックを生成し、冗長化しているデータ保護システムです。

冗長化していても発生するトラブルとは

またRAIDでは、故障したハードディスクだけをスワップ機能により、稼働させながら取り替えて復旧させることも可能です。
1台だけの故障なら、ハードディスク(HDD)故障が発生してから交換を行うまでの間、比較的時間に余裕ができるというメリットがあります。

 

 

但し、BUFFALO(バッファロー)製のテラステーションリンクステーションのNASやファイルサーバーでほぼ同時期に2台以上の内蔵ハードディスクが故障する事例が相次いでいます。

 

これには、実は理由があります。

 

 

例えば、一番大きな理由は・・・

 

内蔵ハードディスクが同一メーカー、同一モデルで製造年月日が同じなことが挙げられます。

 

このようなトラブルは購入後、一度も物理的にハードディスクを交換せずに運用し続けた場合によく起こります。

 

半年に一度、3カ月に一度でも物理的に1台ずつでもハードディスクを交換していれば、同一メーカー、同一モデルで製造年月日などが全て同じになることはありません。

 

RAIDなどの冗長化に対する過大な信頼が招くトラブルといっても良いでしょう。

 

 

このような同一メーカー、同一モデルで製造年月日などが全て同じなハードディスク(HDD)だけでRAIDを構成し冗長化している場合、短期間に連続してハードディスク(HDD)の故障が発生しやすくなります。

 

パリティブロックやスワップ機能で1台のハードディスク故障なら冗長化されているNASやRAIDでも、連続して幾つかのハードディスクに機械的なトラブルが発生すると、RAIDが崩壊し、データにアクセスできなくなります。

 

 

アクセス警告ランプが2台以上で点滅または点灯してしまった場合、NASにアクセスできずにデータの読み取りや書き込みも不能になります。

 

万が一、そのようなトラブルが発生した場合、弊社のデータ復旧サービスをご利用ください。

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